手掌多汗症の手術を受けると、手掌多汗症の症状はただちに改善します。しかし、今まで手掌から発汗していた汗は行き場をなくし、手掌やわきなどの、胸部交感神経が司るところ以外からの代償性発汗という形で発汗します。
この代償性発汗は手掌多汗症手術の後遺症ともいえ、後遺症である代償性発汗が気になり手掌多汗症の手術に踏み込めない人も多くいます。
この代償性発汗を手術の前に予測するのは難しいのですが、病院によっては片方の手掌だけにまず手術を施し、代償性発汗の様子を見ながら、その後の手掌多汗症の手術プランを考えるというところもあるようです。
もし精神的な原因が大きい手掌多汗症なら、手術を考える前に、カウンセリングや催眠療法などの精神的なケアを受けてみることをおすすめします。
精神的な原因が大きい手掌多汗症の場合、精神的なケアを受けるだけで手掌多汗症の症状が改善される場合も多くあります。
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