塩化アルミニウムは、皮膚科で手掌多汗症の治療薬として処方される薬の有効成分です。塩化アルミニウムは薬局などでも販売はされていますが、取り扱いをしているところは少ないようです。
塩化アルミニウムは、一般的に皮膚の厚い手掌に塗布する手掌多汗症用なので、皮膚の薄いわきや顔面には濃度の高い塩化アルミニウムは塗布しないようにしてください。
塩化アルミニウムの使用法としては、アルコールや水に塩化アルミニウムを濃度20%程度で溶かし、その水溶液を、就寝前に手掌に塗布し、そのまま就寝し、朝洗い流します。
就寝中に塩化アルミニウムが手掌に浸透し、日中の手掌多汗症の症状を緩和してくれます。
塩化アルミニウムの効果には個人差がありますが、大体、半日〜一日程度と言われています。しかし精神的な割合の強い手掌多汗症の場合、直接の塩化アルミニウムの効果より、「塩化アルミニウムをつけてるから」という精神的な安心から、手掌多汗症の症状が軽減するということもあります。
→ 手掌多汗症の対策について 目次へ → 手掌多汗症対策室はココ!!トップへ
|
|