中国では様々な病気をツボを押すことによって治療しますが、このツボの中には、汗などの、体の水分代謝を調整し、手掌多汗症の症状を和らげる効果のあるツボもあります。
その中でも代表的なツボが、「合谷」と「復溜」です。この、「合谷」と「復溜」というツボには、身体の水分代謝を含めた様々な代謝異常、不具合を元に戻そうとする働きを助ける効果があります。
「合谷」というツボは、手の親指とひとさし指の間の骨の付け根から、少し指の方にずらした辺りです。この辺りをつまむように揉み、心地良く感じる辺りが、この、「合谷」というツボです。
特に何分揉むなどということは気にする必要はありません。この辺りを揉んでいると、肩こりなども緩和されてくるので、気分転換にも調度良いと思いますよ。
次に、「復溜」というツボですが、足のくるぶしから、後斜め下に指一本から一本半ずらした位置になります。この、「復溜」というツボもつまむように揉んでみれば心地良く感じるのでツボの位置はわかると思います。
このようなツボはマッサージするだけでなく、千年灸などの温灸で暖めても効果があります。また手掌多汗症のみではなく、心身のリフレッシュ効果も望めますので、手の空いた時にでも試してみてくださいね。
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